これは不思議!!!!

 エルサルバドルで生活をしていると、日本とのさまざまな文化の違いに驚かされます。ほとんどの場合は日本にない生活習慣に驚くことが多いのですが、中には日本でも同じ事をやっていながら、日本では考えつかなかったような実態に気が付くことがいくつかあります。
このコーナーでは、日本でお馴染みのことをやっているにもかかわらず、エルサルバドルでは違う結果が出ている物をご紹介いたします。

ファンタ・オレンジ 炭酸飲料の魔法
 炭酸飲料は着色料を大量に使用しており、体に良くないものだ、というのが一般的な常識です。私も赴任当初は極力炭酸飲料を飲まないよう、心がけていました。
 しかし、最近になって私はこの気持ちが少し変わりました。この国は1年中、日中30度を超す猛暑の季節です。時には暑さに負けて動きたくない時や、炎天下を長い距離歩いたりして、疲れが貯まっている時などがあります。こういう時に炭酸飲料を飲むと何と!!疲れを取り除いてくれる効果があるのです。医学的な根拠は全くありませんが、この事に気づいてから、私は疲れたときに炭酸飲料を飲むようにしています。
 この国で炭酸飲料が大量に売れているのは、もしかしてこれが理由なのでしょうか??日本にいる皆様も、是非一度お試し下さい。


バスターミナル 地方の路線バス
 日本の交通事情は、首都圏を全く通らない地方のローカル鉄道・バスはほとんどが赤字で、存続を危ぶむ路線も多い、という話を聞きます。ここエルサルバドルにも地方都市間を輸送するバスがあります。今まで私も何度かローカル路線バスに乗ったことがありますが、極度に空いているバスはほとんど見た事がありません。つまり、ほとんどのバスは例外なく、座席が全て埋まってしまうほどの乗客が乗ります。時には座れなくて立つ場合もあります。また運転本数も、最低でも1時間に1本は走っています。
 このような現状を見る限り、エルサルバドルではローカル線の廃止というのはまず考えられません。なぜ同じローカル線が日本とこんなに事情が違うのでしょうか。これは一言で言えば、自家用車の所有者が少ないからだ、と言えます。
地方にお住まいのみなさん!!公共交通機関をもっと便利にしたいと思ったら、自家用車を手放し、極力バスや鉄道を利用するようにすれば、運転本数も増えて便利になると思いますよ!!


ホームページへ戻る