最近の国内重大ニュース(2002年9月〜10月)
| 日 付 分 野 |
題 名 | 内 容 |
|---|---|---|
| 2002/10/31 病院ストライキ |
サンサルバドル市長が党方針を裏切る、除名か | フローレス大統領の発表の陰に、エクトル・シルバサンサルバドル市長との合意があったことが分かった。市長が所属するFMLN党は、大統領と密約を交わした市長を厳しく批判し、除名などの厳しい制裁を科す事を明らかにした。 |
| 2002/10/31 病院ストライキ |
大統領が方針転換、国営維持を認める | フローレス大統領は18日に自らが拒否権を発動した国立病院の民営化禁止法案について、方針を一転させ、拒否権を発動しないことを明らかにした。大統領はその理由として、「自分が提案した医療改革によって、社会に大きな混乱をもたらした。医療改革を実現するためには、国民全員の協力がなくては出来ないことだ」として、自分の考えが間違っていたことを認めた。大統領は今回の医療改革法案を廃止するよう、議会に対し指示した。この発表により、長期間続いた国立病院のストライキの終了が期待される。 |
| 2002/10/30 病院ストライキ |
ISSS民営化反対団体が幹線道路を封鎖 | ISSSの民営化に反対する医師組合他有志の団体が、首都に通ずる幹線道路を封鎖した。この影響により、地方都市から首都へ通勤している旅客の交通が全てストップした。 (詳細写真) |
| 2002/10/23 病院ストライキ |
民営化反対を訴え、大規模デモを実施 | 大統領が国立病院の民営化禁止を定めた法律に拒否権を発動したことに反対する医師組合と職員によるデモ行進が、首都サンサルバドルの中心部で行われた。 (デモ行進の様子) |
| 2002/10/18 病院ストライキ |
大統領が病院民営化禁止法案に拒否権を発動 | フローレス大統領は国会で可決した「国立病院の権限移譲を禁止する法律」に拒否権を発動した。大統領によると、「法律によっては、明らかに憲法に違反していると認められる場合、拒否権を発動せざるを得ない。今回の法律はその一つだ」として、引き続き民営化を検討することを発表した。これにより、現在もストライキが継続しているISSSの民営化問題は完全にふり出しに戻り、全く解決の糸口が見えなくなった。 |
| 2002/10/16 社 会 |
「エルサルバドル名物」また一つ姿を消す | 中米では唯一だった毎日運転の旅客列車が、ついにエルサルバドルから姿を消した。エルサルバドル国鉄(FENADESAL)はこの日、1882年7月4日以来約120年の歴史がある鉄道業の廃止を決定、400人の全職員に退職を命じた。廃止の理由は赤字のためで、年間約390万ドルの損失を計上していた。 |
| 2002/10/16 病院ストライキ |
ISSS民営化に反対、「白い行進」を実施 | ISSSの民営化に反対する医師組合が「白い行進」と名乗るデモ行進を実施、この影響によりサンサルバドル市内の交通がストップした。一行は最終的な目的地であるを大統領官邸を目指したが、直前で警察隊のブロックに遮られた。 (デモの詳細) |
| 2002/10/14 病院ストライキ |
フローレス大統領が改革案を提示 | フローレス大統領はISSSの民営化に代わる新しい医療改革案を提示した。 (改革案の詳細) |
| 2002/10/12 社 会 |
政府の施策に反対しデモ行進、幹線道路が一時ストップ | 政府の施策に反対する団体がこの日、全国11ヶ所の幹線道路を閉鎖し、7:00〜11:00の4時間デモ行進を行った。 (デモの詳細) |
| 2002/10/11 国 際 |
エルサルバドル在住の外国人は何人? | エルサルバドルに在住する外国人は10,828人で、国籍は全部で97ヶ国に上る。 (詳細資料) |
| 2002/10/ 9 病院ストライキ |
「ISSSストライキは違法」司法判断下る | 第一労働裁判所は、長期化するISSS組合のストライキについて、「組合の行ったことは、市民に不可欠の公共サービスに大きな影響を及ぼしている」として、ストライキは違法であるとの司法判断を下した。マウリシオ・ラムスISSS会長は、判決に従わない医師は解雇・制裁の厳しい処分をする事を明らかにしたが、医師団は判決に従わない方針を明らかにした。 |
| 2002/10/ 9 政 治 |
フローレス大統領、4法案に拒否権を発動 | フローレス大統領は、議会で決議された4つの法律の廃止案について、大統領権限による拒否権を発動した。 (拒否権を発動した法律の詳細) |
| 2002/10/ 4 病院ストライキ |
緊急担当もストライキに参加、さらに状況悪化 | ISSSのストライキは解決の糸口がないまま、さらに悪化の一途をたどっている。この日より緊急担当の医師もストライキに参加した他、5月1日病院とソンソナテ病院もストライキに同調することを表明した。 |
| 2002/10/ 3 病院ストライキ |
ストライキの影響で外科医に入院中の患者が死亡 | 外科医に入院していた52歳の男性が、9:45に病院内で死亡した。家族によると、患者は緊急手当をした後がなく、ベルトは締めたままで、洋服のボタンを全部止められていたとのことで、ストライキによる未処置が死亡の原因だと断定している。 |
| 2002/10/ 2 病院ストライキ |
ストライキに同調する組合員が増加、事態が悪化へ | 今までストライキには消極的だったISSS組合員が、この日団結を強め、新たに外科、専門科、サンタアナ病院の組合員もストライキに参加、事態がさらに悪化した。この日現在、全国でストライキの影響で診察が受けられなかった患者は11病院で9,201人に上る。 |
| 2002/ 9/26 病院ストライキ |
ロサレス病院もISSSに同調 | サンサルバドルにある国立のロサレス病院は、現在ストライキ中のISSSに同調するため、7:00〜11:00の4時間、診療を受け付けない時限ストライキを行った。この影響により、当日800人の診察予定が入っていた患者のうち、640人が受診できない事態となった。 |
| 2002/ 9/25 病院ストライキ |
「まるで映画を見ているようだ」大統領がコメント | フローレス大統領は、長期化しているISSS組合のストライキについて、「まるで3年前の映画をもう一度見ているようだ」とコメントした。それによると、3年前の1999年、現在と同じ議会選挙の直前の時期に、FMLN主導によるISSSのストライキがあり、現在のストライキと全く状況が同じだ、としている。大統領はさらに、「民営化は3年前の当時から議論されていたものであり、今になって始まったのではない」と付け加えた。 |
| 2002/ 9/24 政 治 |
「女性は政治の場に出るべきでない」PCN党議員が発言 | PCN党(国民和解党)の副委員長ダゴベルト・マロキン議員が、党内役員会議において、「女性は政治の場に参加するべきでない。女性は家を守り、料理を勉強するのが本業だ」と発言した。さらに、「女性には男性にあるような直感力や影響力がないので、候補者に立てたくない」と付け加えた。この発言に対し、現職の女性議員から大きな反発を買っている。 |
| 2002/ 9/18 病院ストライキ |
ストライキ参加者を一斉処分、これに怒りISSS腫瘍科が再度ストライキに突入 | ISSS役員は、先日のストライキに参加した組合員のうち、10人を解雇、400人に罰金を科す処分を下した。この処分に納得が行かない組合員のうち、腫瘍科が再度ストライキに突入した。 |
| 2002/ 9/16 芸 能 |
エルサルバドル人女性映画監督がエミー賞受賞 | エルサルバドル人の女性映画監督パウラ・ヘレディアさん(44歳)が制作したドキュメンタリー映画「2001年9月11日ニューヨーク」がエミー賞最高編集賞を受賞した。この映画は世界貿易センタービルのテロ事件を題材にした物で、一般市民よりビデオの収集(500人、1000時間分)を行い、3人で編集した作品である。 |
| 2002/ 9/16 国 際 |
オンドゥラスと再度国境線を引き直す事で両国合意 | エルサルバドル・フローレス大統領とオンドゥラス・マドゥロ大統領はホンドゥラスのマルカラで国境問題に関する協議を行った。その結果、本年10月30日〜2004年4月30日の期間中に、両国間の国境全区間(178.6km)について、再度引き直しをすることで合意した。 |
| 2002/ 9/15 社 会 |
181回目の独立記念日、各地で式典行われる | この日はエルサルバドルが1821年に独立して以来、181回目の独立記念日を迎えた。全国各地で大規模な記念式典が行われた。サンサルバドルの式典ではフローレス大統領が演説を行い、「今後のわが国にとって、中米統合は非常に意義が大きい」と訴えた。 (式典の光景) |
| 2002/ 9/ 9 社 会 |
ラ・プレンサ・グラフィカがアメリカで発売開始 | エルサルバドルで最も発行部数が多い新聞であるラ・プレンサ・グラフィカが、アメリカの5都市(ワシントン・ニューヨーク・ヒューストン・ロスアンゼルス・サンフランシスコ)で発売を開始した。現在アメリカ全土で約221万5600万人のサルバドル人が住んでおり、うち7割以上の166万3千人がこの5都市に集中している。 |
| 2002/ 9/ 9 社 会 |
小型飛行機が墜落、グアテマラ人会社幹部が死亡 (写真) |
10:30頃、ラリベルタ県ケサルテペケ市内のエルカルメン地区に6人乗りの双発セスナ機310型機が墜落した。この飛行機にはエルサルバドル開発基金(FUSADES)の会議に出席予定だった4人のグアテマラ人会社役員が搭乗していたが、全員死亡した。墜落の原因は悪天候ではないか、と推定されている。 |
| 2002/ 9/ 5 病院ストライキ |
ISSS組合がストライキを実施 | ISSS組合は、政府の提案する民営化に反対するため、今日から2日間のストライキを決行した。今日1日だけで診察を受けられなかった患者は15,746人にのぼる。 (ISSSの解説) |
| 2002/ 9/ 5 国 際 |
ラス・チナマス国境でも出入国手続き簡略化 | グアテマラとエルサルバドル両国の首都を結ぶ最短距離となるラス・チナマス国境でも、中米統合の一環として出入国の簡略化(出国手続き廃止、入国時のみ手続きを行う)が実施された。しかし、国境地帯にいる両替商はこの方針に対し、「エルサルバドルを出国する人たちが国境で降りることなくグアテマラへ入国してしまうため、両替できなくなる」と反対を表明している。 |
| 2002/ 9/ 3 政 治 |
地震で崩壊した住宅街を再建設 | 昨年(2001年)1月13日に発生した大地震で家が崩壊し住居がなくなった255家族に対し、ラリベルタ県コマサグア町に新しい家を寄贈した。この事業は中央アメリカ経済統合(BCIE)の60万8千ドルに及ぶ援助により建設され、家は、40平方メートル四方のブロック作りとなっている。ブロック作りということで、再度地震が起きたときの災害の繰り返しが懸念される。 |
| 2002/ 9/ 2 政 治 |
エクトル・シルバ現市長、受けて立つ | 先日サンサルバドル市長への立候補を表明した(2002/8/23)エベリン・ハシル・デ・ロボ教育相の対抗として、現職のエクトル・シルバ市長が再度出馬することを決心した。今回シルバ氏は、党籍であるFMLN党の他、人民運動党(AP)と中央民主連合党(CDU)の支持を受けての再立候補となる。 |
| 2002/ 9/ 1 国 際 |
政府がオンドゥラスとの国境協定の再確認を要請 | 政府は、1992年のハーグ協定で取り決められたオンドゥラスとの国境について、再度確認をしたいとの要請を世界裁判所に行う事になった。両国の国境を流れるゴアスコラン川の流れが10年前と変わっていることが理由だ、としている。 |
| 2002/ 9/ 1 生 活 |
「市民の月」がスタート | エルサルバドルでは毎年9月は15日に独立記念日があることから「市民の月」と呼ばれ、独立を祝うさまざまなイベントが行われる。フローレス大統領はラパス県サカテコルカ市のホセ・シモン・カニャス国立高校の式典で、「市民の月」開始を宣言した。 |
参考資料 La Prensa Gráfica